糀甘酒と魚沼産コシヒカリ

魚沼の米からつくられた糀甘酒

魚沼醸造の糀甘酒は、20年以上にわたり高評価を得ているブランド米「魚沼産コシヒカリ」の米と米糀からつくられています。米糀は良質の米と越後三山を水源とする伏流水が湧き出た軟水をつかい、米本来のおいしさと自然の甘みを感じられる味に仕上げました。

山間地特有の気候条件が、
魚沼のおいしい米をつくります。

1,000メートルを超す山々に囲まれ、昼夜の寒暖差がある魚沼の地。昼間は光合成でしっかりとデンプンをつくり、気温が低くなる夜はデンプンの消費が抑えられるため、旨味がぎゅっと詰まった稲が育ちます。

また登熟期間(出穂から刈取りまでの期間)の平均気温が、コシヒカリの最適気温と言われる24度に近い地域であるため、アミロース含有量が少ない粘り気のある米がつくられます。

地形的気候的な条件が、魚沼産コシヒカリのおいしさを育みます。

全国有数の豪雪地帯である
魚沼の雪解け水が、水田を潤します。

水源である越後三山(駒ケ岳・中ノ岳・八海山)から約10km・高低差1,900mを流れくだり、伏流水となって湧き出した軟水。ミネラルを多く含んだこの水が、水田を潤します。冷たい清らかな水が土壌の温度上昇を抑え、稲の健やかな成長を促します。豪雪がもたらす良質な水が魚沼産コシヒカリとそのおいしさを支えています。
魚沼の土壌は、窒素供給力の小さいやや痩せた土壌と言われています。しかしこの土壌が生育過剰を抑え、稲が倒伏しやすいコシヒカリにちょうど良い土壌となっていることも見逃せないポイントです。

品質を追求し、継承してきた
生産者の努力が実っています。

この自然環境のもとで育まれる「魚沼産コシヒカリ」は、決して自然の力だけでつくられたブランドではありません。稲わらや籾殻などの有機資源を有効活用した土づくりや肥料開発、品質の審査など。生産者の技術向上と品質管理への努力があったからこそできたブランドです。

よりおいしく、より品質の高い米づくりを目指して、地域の生産者が一体となって取り組んできたからこそ、おいしい米がつくられ、そしてその努力は今も続いています。

「魚沼産コシヒカリ」からつくられた「魚沼醸造の糀甘酒」は、そうした人々も想いを受け継ぎ、新しいブランドとして誕生しました。

魚沼産コシヒカリを使った製品